阪和インテリジェント医療センター 理念と基本方針
医療法人錦秀会の「やさしく“生命(いのち)”をまもる」の基本理念に基づき、
⒈受診者様の人格と尊厳を最大限に尊重し、生活習慣病の予防·改善、がんなどの早期発見に努め、受診者様ひとりひとりの『健康づくり』を支える医療サービスを提供します。
⒉地域住民の皆様の健康維持·増進のために、質の高い医療サービスを提供します。
⒊快適な受診環境づくりに励み、心のこもったおもてなしで受診者様をお迎えします。
⒋職員一同、よりよい医療サービス提供のために常に自己研鎖に取り組みます。
院長からのご挨拶

医療法人錦秀会阪和第二泉北病院は、外来・病棟などの通常の病院機能に加えて阪和インテリジェント医療センターを有していることが最大の魅力です。阪和インテリジェント医療センターは、平成18年4月に堺市で唯一のPET検査ができる施設としてオープンしました。その名前の通り医学・医療におけるインテリジェンス(高度に発達した知能、知性、知力)に富んだ医療提供を目的とした組織です。その大きな特徴は、がん、脳血管疾患、心血管疾患などを、最新の検査機器を用いて見つけ出すという高度な医療を提供するところにあります。そのために、陽電子放射断層撮影法(positron emission tomography (PET))とコンピュータ断層撮影法(computed tomography (CT))を組み合わせて微小ながんを見つけるPET-CT2台、そのPET用放射性薬剤を製造するためのサイクロトロン、高解像度MRI, ごく微量の放射線を放出するアイソトープ(radioisotope (RI))投与により病気の診断を行うガンマカメラ(核医学診断装置)など国内でも希少で最先端の診断医療機器を完備しております。
平成21年からは一般的な人間ドックにPET/CT検査を加えた次世代型総合健診を中心にこれまでの健診内容を大幅にリニューアルし、平成24年には日本総合健診医学会の優良総合健診施設として認定を受けました。通常の血液検査やエコー検査、内視鏡検査などの健康診断に加えてPET-CT検査や遺伝子検査にて、通常の検査ではわからなかった病気を発見します。さらに最近は、世界に先駆けて人工知能(artificial intelligence (AI))にてビッグデータを数理的に解析し、日本人がかかりやすいがんや脳血管疾患、生活習慣病などの疾病に対して、発症予測を行っています。
PET検査としては、てんかん若しくは虚血性心疾患の診断又は悪性腫瘍(早期胃癌を除くすべての悪性腫瘍)の病期診断又は転移・再発の診断および大型血管炎における病変の局在や活動性の判断を目的としたFDG-PET、レカネマブ製剤投与の要否の判断又はドナネマブ製剤投与の要否及び治療後のアミロイドβプラーク除去の評価を目的とするアミロイドPETを行っています。さらに、脳腫瘍の診断を目的とする11CメチオニンPET検査を実施しています。今後、放射性リガンド療法の治療対象となるPSMA(Prostate Specific Membrane Antigen 前立腺特異的膜抗原)陽性の去勢抵抗性前立腺癌を確認するための⁶⁸Ga-PSMA-PET検査も導入予定です。
また、阪和インテリジェント医療センターでの新しい研究のために文部科学省に研究費申請を行ったり、医療機器・製薬メーカーとの共同研究、国内外の大学・病院と共同で行う臨床研究にも参画しております。
阪和インテリジェント医療センターの医師・看護師・薬剤師・検査技師・研究者・職員一同は、皆様方の健康を最大限御守りするため、最善・最高の医療を目指して日々努力してまいります。ぜひ、私どもの施設を最大限ご利用いただき、皆様方のご健康を最高にキープしていただければ幸いです。
医療法人錦秀会 阪和第二泉北病院 院長 中村 成史